ごあいさつ

当院では胃癌や大腸癌などの消化器疾患の早期発見、早期治療と内科と眼科の連携を密にし、糖尿病や高血圧、高脂血症をはじめとする生活習慣病の治療に力を入れています。
消化器癌は早期の小さいものなら内視鏡で切除可能ですので、定期的な内視鏡検査をお勧めしています。
また生活習慣病は、動脈硬化を進展させその結果、心筋梗塞や脳血栓症など各種血栓症を併発するため、当院では凝血学的な検査も取り入れ、独自の血栓症予防に取り組んでいます。

専門領域
内科、糖尿病、消化器科、血液学(血栓症)

院長 猪本 享司(いのもと たかし)

プロフィール
1955年 3月29日 徳島県阿波市市場町にて出生
1980年 3月 徳島大学医学部卒業
1980年4月~1981年4月 徳島大学医学部付属病院第1内科 勤務
1981年5月~1984年6月 厚生連阿南共栄病院内科 勤務
1984年7月~1986年4月 徳島大学医学部付属病院第1内科 勤務
1986年5月~1991年3月 香川県立津田病院内科 勤務
1991年4月~1998年5月 小松島赤十字病院(現徳島赤十字病院
1998年6月1日~いのもと眼科内科勤務

資格・所属学会
医学博士(1987年5月・徳島大学)
日本糖尿病学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本内科学会認定内科医
元日本血液学会専門医・指導医

日本糖尿病学会
日本消化器病学会
日本内科学会

 

当院は平成7年に眼科医院として開院し、白内障手術をはじめ 各種レーザーなどの最新の医療機器を用いた緑内障、糖尿病性網膜症の治療など先進医療に取り組んでいます。
平成10年より内科も併設になり、より連携を密にした治療を行っていけるようになりました。

専門領域
白内障・緑内障・糖尿病性網膜症
眼科アレルギー疾患

副院長 猪本 康代(いのもと やすよ)

プロフィール
1956年 6月9日 香川県さぬき市造田にて出生
1983年 3月 徳島大学医学部 卒業
1983年4月~1985年6月徳島大学医学部付属病院眼科 勤務
1985年7月~1987年6月 厚生連阿波病院眼科 勤務
1987年7月~1990年3月 徳島大学医学部付属病院眼科 勤務
1990年 4月~1990年6月高松市民病院眼科勤務
1990年7月~1994年12月香川県立白鳥病院眼科勤務
1995年2月4日~1998年5月 いのもと眼科勤務
1998年6月1日~いのもと眼科内科勤務

資格・所属学会
医学博士(1992年10月・徳島大学)
日本眼科学会専門医
日本医師会認定産業医

日本眼科学会
日本眼科手術学会
日本白内障屈折矯正手術学会

 

医院概要

医院名 いのもと眼科内科
診療科目 眼科.内科.糖尿病内科.肝臓・消化器内科.循環器内科.呼吸器内科.血液内科.小児科
院長 猪本 享司(いのもと たかし)
所在地 〒771-0204
徳島県板野郡北島町鯛浜かや122-1
TEL 088-698-8887
FAX 088-698-7110
休診日 木曜午後・日曜・祝祭日
診療時間 平日:午前 9:00~12:30・午後 2:30~6:00
土曜:午前 9:00~12:30・午後 1:30~3:00

 

当院の特徴

1.眼科、内科それぞれに専門資格を有する医師が担当

副院長は日本眼科学会認定 眼科専門医、院長は日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医並びに日本消化器病学会認定 消化器病専門医の資格を有し、各々の専門医としての知見から診察・治療にあたっています。
さらに両科がしっかりと連携し、生活習慣病に起因する眼科の症例などにも対応できるよう取り組んでいます。

2.時代の動向を意識した医療機器を取り入れた医療を提供

眼科では無散瞳で200度の広角眼底写真が撮れる広角眼底カメラや、網膜の三次元解析装置などの最先端の医療機器、内科では経鼻内視鏡や、大腸内視鏡、睡眠時無呼吸症候群の検査機器などのさまざまな医療機器を導入しています。これらの医療機器を取り入れることで、時代に合った医療をご提供できるとともに、患者さまの身体的な負担を緩和したり、よりご納得いただける治療をご提供できるようにようにしています。今後も患者さまにより良い診療をご提供できるように取り組みます。

3.感染症の拡大を未然防止できるように努めています

院内感染対策として、各種感染症の疑いがある患者さまには、専用の待機室を設け、他の患者さまとは別の入り口をご利用いただき、処置を行っています。感染症が拡大するのを防ぎ、クリーンな環境で診療ができるよう、当院では衛生面に細心の注意を払って対応しています。
また、各種予防接種も行っています。

4.「医学」の視点に囚われず、患者さまと向き合う「医療」を提供します

当院では「医療と医学は違う」ことを意識して診療を行っています。
例えば糖尿病の治療は、中断することなく長期継続することが重要です。しかし患者さまごとに環境は異なります。ライフスタイルや経済的な問題などから、治療の継続が難しいケースもあります。医師が医学的に最良だと考えていることが、必ずしも患者さまにとって良い医療ではないかもしれないのです。
「どうすれば患者さまが中断することなく治療を続けられるか」を念頭に、患者さまのバックグラウンドをしっかりとお伺いし、理解した上で、ご相談しながら一緒に治療に取り組んでいます。

 

「適切な意思決定支援に関する指針」

入院される患者さんにおかれましては、疾患を抱えられて治療、療養、生活を送るにあたり、いろいろな意思決定を必要とする時があると思います。
私たち職員は、患者さんおよびご家族や関係者の皆さんの意思を尊重するとともに、その意志決定が実現できるように適切な支援を行います。

支援を行う場面となるのは、

  1. がんの末期のように、予後が数日から長くとも2〜3ヵ月と予測ができる場合。
  2. 慢性疾患の急性憎悪を繰り返し予後不良に陥る場合。
  3. 脳血管疾患の後遺症や老衰など数ヵ月から数年にかけ死を迎える場合。

等が考えられます。

このようなケースも含めて、近年の社会的背景を踏まえ、
当院の「適切な意思決定支援に関する指針」を以下のように定めます。

1.人生の最終段階における医療選択(具体的な医療・ケアの方針)の意思決定支援

1)ご本人の意思が確認できる場合
  • ご本人による意思決定を基本とし、ご家族の関与していただきながら、厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスにおけるガイドライン」を参考に、医療・ケアチームが協力し、医療・ケアの方針を決定します。決定内容はカルテに記載します。
  • 時間の経過や心身の状態の変化、医学的評価の変更、患者さんやご家族を取り巻く環境の変化等により意思は変化することがあります。医療・ケアチームは、ご本人が自らの意思をその都度示すことができ、伝えることができるように支援します。また、ご本人が自らの意思を伝えることが出来なくなる可能性のある場合には、そのような時の対応について、あらかじめご家族等を含めた話し合いを行います。
2)ご本人の意思が確認できない場合
  • ご家族等がご本人の意思を推定できる場合
    ご家族等の推定される意思を尊重し、ご本人にとっての最善である医療・ケアの方針を医療・ケアチームとともに慎重に検討し決定します。
  • ご家族等がご本人の意思を推定できない場合
    ご本人にとって何が最善であるかについて、ご本人に代わる者としてご家族等と医療・ケアチームにより十分に話し合いを行い決定します。
  • ご家族のいない場合
    ご本人にとっての最善である医療・ケアの方針を医療・ケアチームが慎重に検討し決定します。

2.認知症等で自らが意思決定をすることが困難な患者さんの意思決定支援

障碍や認知症等で自らが意思決定をすることが困難な場合は、厚生労働省の「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」を参考に、できる限りご本人の意思を尊重、反映できるように、ご家族及び関係者と医療・ケアチームが関与しながら意思決定の支援を行います。

3.身寄りのない患者さんの意思決定支援

身寄りのない患者さんにおける医療・ケアの方針についての決定プロセスは、本人の判断能力の程度や入院費用等資力の有無、信頼できる関係者の有無等により状況が異なります。ご本人の意思を尊重し、厚生労働省の「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」を参考に、介護・福祉サービスや行政とも関わりを持ちながら、その意思決定の支援を行います。

参考資料
  • 「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスにおけるガイドライン」
    厚生労働省 平成30年3月 改定
  • 「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」
    厚生労働省 平成30年6月
  • 「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」
    研究代表者 山縣 然太朗
附則

この指針は、令和3年4月1日から施行する。

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